一人暮らしを始めるのに荷物が少なく、引越し料金をできるだけ抑えたいという方には「引っ越し単身パック」を活用することをおすすめします。
通常引っ越し料金は県内の引っ越しで3万円〜5万円程度(繁忙期除く)です。これが引っ越し単身パックだと、1万5,000円〜3万円程度の格安料金となります。
もちろん安くなる分、制限や条件が定められていますので、サービスの利用を考えるときは様々な業者のサービス内容と費用を比較するといいでしょう。

この「引っ越し単身パック」は各業者によって名称は異なりますが、基本的には下記のようなサービスとなっています。

引っ越し単身パックの基本的なサービス内容

ここでは引っ越し単身パックの3つの基本的なサービス内容をご紹介します。

積める荷物量が決められている

引っ越し単身パックでは、専用のコンテナボックスに積み切れる量だったり、積める箱数が決まっていたりと、トラックに積める荷物の量が決められています。
専用コンテナのサイズなどにもよりますが、目安として、大体80サイズのダンボールが8個ほど載せられる量が引っ越し単身パックで無理なく運べる量となります。
どのような家具や家電が運べるのか、コンテナのサイズはどの程度なのかは各業者のホームページに記載されていますので、自分の荷物量と近いサービスを見極めて利用すると無駄がありません。

荷物は別日に届く

通常、遠方への引っ越しでなければ、引越し時に預けた荷物はその日のうちに新居に運ばれます。ただし、引越し単身パックの場合、荷物は「配達する」ような扱いになりますので、集荷日と配達日が異なる事が多いです。
最近では荷物の配達時間帯の選択が細かくできる業者も多いため、「不在時に届けられるのでは?」という心配もありません。

事前見積不要で利用可能

単身引っ越しパックの料金はコンテナのサイズごとに決められているため、事前に見積もりをしてもらう必要もありません。
ただし、当日コンテナに入り切らなかったりすると別料金が発生する可能性があります。もしコンテナに入り切るかどうか悩むようなら事前に問い合わせた方が正確な料金を知ることが出来ます。

単身パックのメリット

ここでは引っ越し単身パックのメリットについてお話しします。

料金が安い

単身引っ越しパックの最大の魅力が料金の安さです。料金相場に関しては最初に触れたとおり、通常1万5,000円〜3万円であることが多いです。3月などの繁忙期や土日祝日は別途料金がかかりますが、それでも通常の引っ越しの最大半分程度の料金で済むのは大きなメリットとなります。
単身引っ越しパックが安いのは、1人の荷物量を制限することで、1台のトラックに複数の依頼者のコンテナを同時に積み込み、運んでいるためです。引っ越しというよりも宅配便をイメージすると分かりやすいかもしれません。
この方法だとトラックの台数も抑えられますし、ひとりひとりの荷物量が少ないので作業員も少なくて済みます。
単身引っ越しパックはこのように運送費や人件費を削減することで、格安料金を実現しているのです。

内容がシンプルで分かりやすい

単身引っ越しパックのサービス内容はどの業者も大きな違いはなくシンプルな内容となっているので、初めての引っ越しでもサービス内容や料金が明確に分かりやすいのも魅力です。
荷物の量だけ気をつければ後は難しい所は何もありません。また、多くの業者が単身引っ越しパックを出しているので、それぞれ比較しやすく、選択肢が多いのもメリットと言えるでしょう。
このように内容・料金設定がシンプルなため、インターネット上で簡単に見積もりができます。

荷物の紛失・破損の心配がない

安く引っ越しをする方法として他に挙げられるのが自分でレンタカーを借りて引っ越しを行う方法ですが、それだと荷物を無くしたり傷つけてしまうリスクがあります。
引っ越し単身パックの場合、自分では難しい家具の梱包や積み込みは引っ越しスタッフが対応してくれることが多いです。
依頼者ごとに専用コンテナがあるので、他の人の荷物と混合してしまうこともありません。
安くても安心・安全な荷物の輸送が行えるのが魅力の一つとして挙げられます。

単身パックのデメリット

ここでは引っ越し単身パックのデメリットについてお話しします。

専用コンテナ内に荷物が入らないと割高になることも

専用のコンテナ内に荷物が入り切らなかった場合、追加料金が発生します。足りない分コンテナを複数契約して運ぶこともできますが、そうすると場合によっては通常の引っ越しよりも高く付いてしまうこともあります。
家具家電は専用コンテナに入れば料金内で済みますが、他の荷物がコンテナ内に入り切るかどうかも考えなければなりません。
家具家電が複数ある場合は単身パックが合わない可能性があることも視野に入れておきましょう。

梱包資材は有料

通常の引っ越しでは、荷物の梱包資材は業者から無料提供してもらえます。ただし、引っ越し単身パックの場合は、自分で全て用意するか、引っ越し業者から有料で購入するかを選ばなければなりません。
また、荷解き後の梱包資材の回収も有料になっていることがほとんどですので、最低限の料金で引っ越しをするのなら、梱包資材の用意・処分も自分だけで行わなければなりません。

引っ越し単身パックに向いている人は?

引越し単身パックは「荷物が少ないから安く引っ越しを済ませたい」という方におすすめできるサービスです。
具体的には家具・家電付きの住居に引っ越す、家具・家電は引っ越してから買い揃える、というような方にぴったりだと言えるでしょう。
自分の荷物がどの程度の量になるのかをしっかり把握していないと、引越し単身パックで割高になってしまう可能性があります。
まずは荷物量を明確にすること、その上で自分の目的に合った引っ越し単身パックが用意されているのはどの業者かを比較することが、引越し費用を抑えるために大切なポイントです。

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