引っ越しをする時は新居の電気・水道・ガスの開始手続きも忘れてはいけません。水道や電気は引っ越し当日の申込みでも間に合うケースがありますが、ガスは開栓時に立ち会いが必要なことから事前に申し込んでおかないと当日から使用することができません。
そこで今回はガスを引っ越し当日から使えるようにしておくにはどうすればいいのかについて、引っ越し前にしておくこと、引っ越し後にすることに分けてご紹介します。

引っ越し前にやること

引っ越し前には、転居前の住まいのガスの利用停止と転居後の新居のガスの利用手続きが必要になります。こちらで詳しく解説いたします。

まずは現在の住まいのガス利用停止手続きをしよう!

引っ越す場所、引っ越し日が決まったら、最低でも引っ越し日の1週間前には現在利用しているガス会社にガスの使用停止日(引っ越し日)と新居の住所を伝えましょう。

すると引っ越し当日にガス会社の方が来ますので、ガスの元栓、ガスメーターの元栓、料金の確認を一緒に行います。ガス停止手続きの場合は立会いが必要な場合と不要な場合があるため、事前にガス会社の方に確認しておくと安心です。

新居のガス利用手続きをしよう!

ガスの利用停止手続きの連絡が済んだら一緒にガスの使用開始手続きも行っておくと忘れにくいです。
事前に引っ越し先で使いたいガス会社を決めておき、そのガス会社に引っ越し日と新居の住所、支払い方法などを伝えましょう。

ガスを使うためにはガス会社の立ち会いが必ず必要になるため、事前に連絡しておかないと当日にガスを使うことが出来なくなってしまいます。
水道や電気は当日に連絡すれば使えることもありますが、ガスの場合は当日連絡の開栓は無理ということを覚えておきましょう。

引っ越し後にやること

引っ越し後には新居でガスの開栓に立ち会う必要が有ります。ここでは、それに関する詳細をお伝えします。

ガスの開栓に立ち会う

引っ越し作業が完了したらガス会社の人が事前に話し合った時間に来ますので、ガスの開栓に立ち会いましょう。

どうしても忙しくて立ち会いができないという場合は代理人による立ち会いも認められています。代理人としては基本的に大家さんや管理人さんに頼むことになると思いますので、お願いする場合は早めに連絡して伝えておきましょう。

ガスの開栓作業をしてもらったらガスが使えるかを確認します。ガス会社の方がいるうちに確認しておくとすぐに対応してもらえるので、開栓してもらったらその場で確認してください。

ガス閉栓・開栓手続きで注意したいこと

これまでは新居で引っ越し当日までにしておくべきガスの閉栓〜開栓までの流れをご紹介しました。
ガスの閉栓・開栓手続きというと複雑そうに感じていたかもしれませんが、基本的には事前にきちんと電話で連絡しておけば問題ありません。
そこで次はガスの閉栓・開栓手続きで注意しておきたいことをご紹介します。

ガスの開栓手続きは早めにしておこう!

ガス開栓の手続きは立ち会い日の予約をする都合上、早めに連絡しておきましょう。遅くても1週間前には連絡しておくことが望ましいです。
基本的に土日や時間指定もできますが、ガス会社によっては開栓は平日のみという場合や時間指定はできない場合もありますので、契約したいガス会社の手続き内容をよく確認しておくと安心です。

また引っ越しの繁忙期はそれだけガス会社も開栓作業に忙しくなりますので、早めに連絡しておかないと引っ越し日当日の予約が取れない可能性があります。繁忙期に引っ越す予定の場合は遅くても2週間前を目安に連絡しておきましょう。

ガスの種類とガス機器の種類を確認しておこう!

引っ越し先でガスの種類が変わる場合、いまお持ちのガス機器が使えない場合があります。
ガスには都市ガスとプロパンガスの2種類がありますが、それぞれ適した出力が異なるため、一方で使えてももう一方では使えないということが起こります。

せっかくガスの開栓は問題なくてもガス機器が合わなくて使えないのでは意味がありませんので、特に旧居と新居でガスの種類が異なる場合はお持ちのガス機器が新居に対応しているか確認することをおすすめします。

まとめ

引っ越し前はやらなければならないことが多くありますが、大切なライフラインである電気・水道・ガスの手続きは新居が決まったのと同時に行っておきましょう。特にガスは当日の開栓ができないので、より忘れないように注意する必要があります。

また引っ越しの繁忙期になると希望の日にガスの開栓ができないことがありますので、通常よりも早めに手続きを行って、引っ越し当日に使えるようにしましょう。

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