これから入居が始まる新築のマンションの場合、入居が一斉に始まることから、混乱を避けるためにある程度の制限がかかります。
自分の都合のいいスケジュールで決めるのは難しいので、普通に引っ越すよりもより入念な準備が必要となるのです。
そこで今回は、いつもと違う引っ越しとなる新築マンションにスムーズに引っ越すためのポイントをいくつかご紹介いたします。

新築マンションへの入居ルールを確認しておく

建てられたばかりの新築マンションへには当然誰も住んでいません。そのため入居可能日になると一斉に入居者が引っ越しを始めます。
大勢の人が一気に引っ越ししてくるため、普段よりも荷物の紛失トラブルが発生しやすいですし、作業時間が大幅に変更されるということも起こりがちです。
多くの人が好き勝手引越しをしてしまうとそれ以上のトラブルが発生してしまうリスクもあるため、新築マンションへの入居には普段の引越しとは異なるルールが決められています。

このルールは、マンションの販売会社が全ての引っ越し作業を管理するために選んだ引っ越し業者によって決められます。
新築マンションに引っ越す際はこの入居ルールを厳守して引越しを行わなければなりません。

選定された引っ越し業者によって細かいルールは異なりますが、基本的には下記のようなルールが決められることが多いです。

搬入の時間指定
搬入時間を1日のうち2〜3時間というように時間が制限されます。全ての入居者がその時間に搬入作業ができるというわけではなく、事前に予約をしなければなりません。
例えば1日に予約をとったらその日の2〜3時間搬入作業が行なえます。その時間内に搬入作業が終わらない場合は、また後日の予約をとって作業をする必要があります。
予約も1日に多くて5件程度に制限されています。

時間ではなく日付で指定される場合もあります。それでもその日1日作業ができるというわけではなく、先着順で順番に搬入していくことになるので数時間単位で待ち時間が発生することもあります。

また大型家具や家電の搬入は普通の搬入と別に制限がかかる場合がありますので、事前に確認しておきましょう。

作業人数の制限
できる限り短時間で搬入作業が終えられるようにと、通常の引越しよりも多い人数で引っ越し作業人数が求められることがあります。
一斉引越しに慣れていない業者だと通常の引っ越し同様のスタッフの人数に抑えられてしまうことがありますので、管理会社の決めた引っ越し業者を利用するか、一斉引っ越しに慣れている業者を自分で選ぶか意識して考える必要があります。

またこの作業人数の数え方も管理する引っ越し業者によって異なりますので注意してください。

車両の制限
引っ越しの大型トラックが何台、何十台も停まっていると、近隣の住民に多大な迷惑をかけてしまいます。
そのためマンションの立地や駐車スペースの有無によって、使用する車両の大きさを小さめのものにするよう指示が出されることがあります。また地下駐車場がある場合は高さにも気をつけなければなりません。

引っ越し業者の選び方

一斉引っ越しの場合、引っ越し業者は管理する業者でも構いませんし、自分で別の引っ越し業者を選んでも構いません。
ただし自分で別の引っ越し業者を探すとなると、通常の引っ越しよりも業者選びの難易度が高くなります。

最もスムーズなのは全体の引っ越しを管理する引っ越し業者
最もスムーズに一斉引っ越しが進められるのは全体を管理する引っ越し業者です。つまりマンションの販売会社が選んだ引っ越し会社ということになります。
全体を管理する立場というだけあってマンション側との情報交換もそつなく行えていますし、マンション周辺のことも分かっているためスムーズに引っ越し作業を行ってくれます。ルールの把握もきちんとできているため当日になってトラブルが起こるリスクも減らせます。

また、引っ越し希望日が多い日は抽選となってしまいますが、管理する引っ越し業者に頼むことが決まっていると自分の希望が少し通りやすくなります。
マンションの管理会社が選んだ業者は高くつくというイメージがあるかもしれませんが、決してそんな事はありません。
一斉入居の場合、管理会社以外だと割増料金を請求する業者も多いため、むしろ総合的に見て安く済む可能性もあります。

管理以外の引っ越し業者を選ぶときの注意点

もちろん引っ越し業者は自分で好きに選べるため、管理業者以外の引っ越し業者を選ぶという選択肢もあります。
別の業者を選ぶ時は普通の引っ越しで選ぶときと別の注意点がありますのでご紹介いたします。

一斉引っ越しであることを伝える
一斉引っ越しは普通の引越にはない特別なルールが多く存在します。そのため普通の引っ越しよりも高めに料金を取っている業者も少なくありません。
事前にルールも確認しなければなりませんし、車両などの制限がある場合、その制限をクリアした車両を所有しているかどうかも問題になってきます。
事前に一斉引っ越しであることと引っ越しルールを伝えておき、対応してもらえるかどうか、料金はどうなるかなどを確認しておきましょう。

できるだけスムーズに引っ越しするために、一斉引っ越しに慣れている業者だと安心して話ができると思います。

見積もりは早めに
一斉引っ越しの場合、普通の引っ越しよりも人手が多めに必要になります。ギリギリに見積もり依頼を出したり繁忙期と重なってしまったりすると、スタッフの人数が確保できないなどの理由から断られてしまうことがあります。
引っ越し業者のスケジュール調整も合わなくなる可能性が高いので、見積り依頼は普通の引っ越しよりも早めに出しましょう。