布団やベッドを新居に運ぶ方法
引っ越しの時は大きな家具類や荷物類は他の荷物とまた違った運び方をしなければならないので非常に気を使います。
今回は荷物の中でも大きくなりやすい布団やベッドの荷造りや運ぶ方法をご紹介いたします。
布団の梱包・運び方
布団は間違えた梱包方法だと運ぶ際に濡らしてしまったり汚してしまったりするリスクが高いです。
大きいものなので梱包も大変ですが、これからも使っていくのならより注意して梱包作業を行いましょう。
布団の梱包には布団袋がとても便利!
布団を梱包するのにぜひ活用したいのが「布団袋」です。布団袋とはその名の通り、寝具を入れるための布製の専用の袋で、ビニールコーティングされているので汚れや水気にも強く使えるのが特徴です。
手提げも付いていて持ち運ぶときにも便利ですが、すぐ使わない布団なら布団袋に入れたまま保管することもできます。
市販もされていますし、引越し業者によっては専用の布団袋をくれることもあります。
布団袋に収納する方法
まずは布団を2つ、3つ折りにして畳みます。軽い順から下にしていき、上から布団袋を被せてひっくり返すことで簡単に収納できます。
布団袋にはシングル用やダブル用などいくつかタイプがありますので、お持ちの布団に合わせたものを使いましょう。
また羽毛布団の場合は下にしてしまうと潰れてしまうため、一番上にくるようにしてください。
布団を運ぶときの注意点
布団を運ぶ時は汚れ以外にもいくつか注意したい点があります。
例えば衝撃防止のため、布団に何かくるんで運ぶのは止めましょう。ついやってしまいがちですが、布団は軽いので引越し業者のスタッフが投げてトラックに詰め込んだり、上に何か重めの荷物を詰め込まれてしまう可能性があります。
また布団袋にはビニールコーティングが施されているので多少の水分では濡れませんが、防水効果を過信しすぎてはいけません。
雨が降っている場合はさらに大きめのビニールで包むなどして雨を防ぎましょう。
ベッドの梱包・運び方
ベッドは大小様々なタイプのものがありますが、布団よりも家具に分類されることも多いため、無理に作業するのは避けたほうがいいでしょう。
ベッドの対応は引越し業者に任せよう!
小さいベッドだとそのまま入り口から出せそうと思うかもしれませんが、基本的に分解できるベッドなら大小関係なく分解して運ぶようにしましょう。
分解せずに運んでしまうとベッド本体に取り付けられているネジなどの部品にダメージを与えてしまうリスクがあります。
そしてベッドの分解・組み立ては一苦労かかるため、事前に引越し業者に依頼しておくことをおすすめします。
ベッドによっては分解してもらえない場合も
ベッドの分解・組み立てを頼む時に気をつけたいのが、ベッドのメーカーです。メーカーによっては分解して組み立て直すということを想定されていない作りになっているため、例え分解・組み立てできたとしても前には無かった隙間が出来てしまったというようなことが起こります。
有名な所ですとIKEAのベッドは分解再組み立てを想定していない作りとなっています。そのため引き受けていない、もしくは補償対象外にしている引越し業者が多いです。
大きなトラブルを避けるためにも見積もり時に確認しておくと安心です。
マットレスは別料金になる可能性
ダブルベッドなどの大きくて折りたたみも出来ないマットレスの場合、運搬時に別料金が発生する可能性があります。
運搬料金によってはマットレスを新しく購入した方が安く済ませられる場合もありますので、古いマットレスなら処分して新しいものを購入することも考えてみてください。
布団やベッドを処分する方法
引っ越し先に布団やベッドを持っていかずに処分する場合、粗大ごみに出したり引越し業者に処分してもらうなどの方法があります。
未使用のものやほぼ新品同様にキレイな状態の場合は、リサイクルショップで買い取ってもらうという選択もいいでしょう。
あまりお金をかけずに処分するなら粗大ごみに出そう
布団やベッドを売る以外で処分する場合、基本的に回収費用が必要になります。できるだけその料金を安く済ませたいのなら粗大ごみとして出しましょう。
回収料金は自治体によって異なりますので確認してみてください。
布団(マットレス)なら200円〜500円、ベッドの枠やマットレスのみなら1,000円〜1,500円の価格帯になっている自治体が多いです。
まとめ
布団やベッドは家具同様大きいものなので、梱包や運搬方法にもちょっとしたコツが必要です。
布団の場合は布団袋に入れることで簡単に運搬できるようになります。
ベッドは自力での作業は困難を極めるため、基本的に引越し業者に依頼するようにしましょう。その際はベッドのメーカーの確認や処分するなら処分費用の確認もしておくとスムーズです。
布団もベッドも新居で新しいものを買うのなら、引っ越し前に処分しなければなりません。
引越し業者も引き取ってくれますが、料金を抑えたいのなら自治体の粗大ごみに出すようにしましょう。